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【研修レポート/辻】Copilot™︎を活用した実践的「生成AIワークショップ」を君津商業高校で開催〜無意 識のルール違反を防ぎ、正しく使いこなす!〜(26.03.19実施)

  • 1 日前
  • 読了時間: 7分
ワークショップに出席する君津商業高校の生徒たち

Copilot を活用し、著作権・肖像権・ファクトチェックを学ぶ実践型プログラム


2026年3月19日、千葉県立君津商業高等学校様にて、Microsoft Copilot を活用した生成AIワークショップを実施しました。

本ワークショップの目的は、生成AIを「便利な道具」として体験するだけではありません。生徒が著作権・肖像権・フェイク画像・情報の真偽確認といった現代的な課題を理解し、ルールを守りながら創造的にAIを活用できる力を育てることを目指しました。

生成AIは、文章作成、画像生成、プログラミング、アイデア整理など、学習や進路探究の可能性を広げる技術です。

一方で、既存キャラクター、著名人、友人の写真、学校内の情報などを不用意に扱うと、本人に悪意がなくてもトラブルにつながる可能性があります。

そこで今回の研修では、AI活用の「楽しさ」と「注意すべき判断基準」をセットで学ぶ構成にしました。



研修のねらい


今回のプログラムでは、主に次の4点を重視しました。

  • 生成AIでできることを、実際の操作を通して理解する

  • 著作権・肖像権・個人情報への配慮を、具体例で確認する

  • フェイク画像や誤情報に対して、根拠を確認する姿勢を身につける

  • AIに任せきるのではなく、自分の考えを広げる相棒として活用する

学校現場で生成AIを扱う際には、単に「使えるようになる」だけでは不十分です。

どのような情報を入力してよいのか、出力をどのように確認するのか、他者の権利をどう守るのかを、生徒自身が判断できるようにすることが重要です。



1. 画像生成の前に、著作権・肖像権の基本を確認


ワークショップの前半では、いきなりAIを操作するのではなく、まず生成AIを使う前に確認すべきルールを扱いました。


たとえば、次のような題材は、生徒にとって身近である一方、扱い方を誤ると問題になりやすいものです。


  • アニメやゲームなどの既存キャラクター

  • 有名人やアイドルの写真

  • 友人や先生など、身近な人の顔写真

  • 学校内で撮影した画像や個人が特定される情報

  • 企業ロゴやブランドを連想させる素材


研修では、これらを「ただ禁止する」のではなく、なぜ注意が必要なのかどのように工夫すれば安全に表現できるのかを具体例で確認しました。


たとえば、特定のキャラクター名を使うのではなく、「明るい色合いの架空のヒーロー」「未来的な雰囲気のオリジナルキャラクター」のように、既存作品に依存しない表現へ置き換える方法を学びました。


このように、ルールを創造性の制限としてではなく、安心して表現するための土台として理解してもらうことを大切にしています。



2. フェイク画像を通して、メディアリテラシーを学ぶ



次に、生成AIによって画像を簡単に加工・生成できることを体験しながら、フェイク画像や誤情報への向き合い方を学びました。


活動では、実在人物や既存キャラクターを扱わず、個人が特定されない素材や架空のモチーフを用いて、「一見すると本物らしく見える画像」がどのように作られるのかを確認しました。


生徒たちは、AIによって画像が短時間で変化していく様子を体験しながら、次のような問いについて考えました。


  • この画像は本当に事実を写しているのか

  • 誰が、いつ、どのような目的で発信したものなのか

  • 元の画像や一次情報を確認できるのか

  • 自分が拡散する前に、何を確認すべきか


あわせて、画像検索を使ったリバースサーチ、発信元の確認、複数の情報源との照合など、実践的なファクトチェックの方法も紹介しました。


生成AI時代の情報モラル教育では、「フェイクを作ってはいけない」と伝えるだけでは不十分です。

フェイクがどのように作られ、どのように見抜くのかを体験的に理解することで、生徒は受け手としても発信者としても慎重に判断できるようになります。


3. Copilot を活用したプログラミング体験


相談し合いながら、生成AIを使った授業を楽しむ生徒たち

後半では、Microsoft Copilot を活用し、自然言語で指示しながら簡単なプログラムを作る活動に取り組みました。


生徒たちは、「どのようなゲームにしたいか」「どのような動きを加えたいか」を自分の言葉で説明し、AIから提案されたコードを確認しながら修正していきました。


ここで大切にしたのは、AIにすべてを任せることではありません。

AIの提案を見ながら、


  • 何を作りたいのかを自分の言葉で整理する

  • 思い通りに動かない原因を考える

  • エラー内容を確認し、修正方針を相談する

  • 出力されたものをそのまま使わず、自分で確認する


というプロセスを経験することです。

プログラミングが得意な生徒だけでなく、これまで苦手意識を持っていた生徒も、AIとの対話を通して「試してみる」「直してみる」ことに取り組みやすくなります。



生徒の感想


ワークショップ後のアンケートでは、生成AIへの印象が変わったという声が多く寄せられました。

前は少し怖いものだと思っていたけれど、有効に使えばAIは役に立つものだと思いました。
生成AIが全部作ってくれると思っていたけれど、自分の考えを補助してくれるものだと分かりました。全部任せるのではなく、一緒に考えるように使いたいです。
ただ便利なものだと思っていたけれど、画像生成には権利の問題もあると気づきました。
時間を忘れるくらい楽しかったです。またやってみたいです。
AIを活用した仕事について、これから調べてみたいと思いました。

単に「楽しかった」で終わるのではなく、AIとの距離感、権利への配慮、進路や将来の学びへの関心につながったことが印象的でした。



スクールエージェントの生成AI研修の特徴


スクールエージェントの生成AI研修では、学校現場で実際に運用できることを重視しています。

特徴は、次の3点です。

1. 学校の実情に合わせた設計

授業時間、端末環境、校内ルール、生徒の発達段階に合わせて、研修内容を調整します。 生成AIの最新機能を紹介するだけでなく、学校で無理なく実施できる活動に落とし込みます。

2. 情報活用能力と活用体験を一体で扱う

著作権、肖像権、個人情報、ファクトチェックを事前に確認した上で、AIを活用した制作や探究に取り組みます。 リスクを避けるだけでなく、正しく使うための判断基準を育てます。

3. 現場感のある研修運営

弊社には、学校現場を理解するスタッフや、ファクトチェックに関する専門的な知見を持つスタッフが在籍しています。 先生方の不安や校内での説明のしやすさも踏まえ、導入前後の相談にも対応します。


学校・教育委員会の皆様へ


生成AIは、今後の学習活動や進路探究、情報活用能力の育成において避けて通れないテーマになりつつあります。

一方で、学校で扱うには次のような不安もあります。

  • 生徒が著作権や肖像権を十分に理解せず使ってしまわないか

  • 個人情報や学校内の情報を入力してしまわないか

  • AIの出力をそのまま信じてしまわないか

  • 教員側がどこまで指導すればよいのか

  • 校内ルールや保護者説明とどう接続すればよいのか

スクールエージェントでは、こうした不安を前提に、学校の目的や実態に合わせた生成AI研修を設計します。


生徒向けの情報活用能力・生成AIワークショップ、先生方向けのAI活用研修、校務での安全な活用相談など、学校ごとの課題に応じてご提案します。


生成AIを「怖いもの」として遠ざけるのではなく、ルールを理解した上で、学びを広げる道具として使えるようにすること。そのための第一歩を、学校の皆様と一緒に設計していきます。


ご相談ください


次のようなご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。


  • 情報や探究の授業で生成AIを扱いたい

  • 著作権・肖像権・個人情報に配慮したAI研修を実施したい

  • フェイク画像や誤情報への対応を、生徒に実践的に学ばせたい

  • Copilot など、学校で利用している環境に合わせた研修を設計したい

  • 教員向けに、授業準備や校務でのAI活用研修を行いたい


学校のリスク管理と、生徒の創造的な学びの両立を目指し、現場に合った研修をご提案します。


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